つぐね記

慎重派の夫が調べ倒した購入品を妻と子が使ってレポするブログ。時々体験記

“2回目”の『アベンジャーズエンドゲーム』をより楽しめる話【ネタバレあり!】

 

実は私、夫婦でMCU大好きで

部屋の一角はアベンジャーズコーナーがあるほど。

 

今回も!『アベンジャーズエンドゲーム』最高でした( ;  ; )

 

思うところがないといえば嘘になりますが…

もういままでの作品へのリスペクト、愛、成長を盛大に感じる作品で

きっと3000回観ても3000回感動するであろうと思うほど。

 

初めて観た方も、ファンの方も楽しめる素敵な作品なのですが

各所に散りばめられたリスペクトやオマージュを分かった上で観ると

より面白い!より楽しめる!ということで

 

2回目に観た方がもっと好きになれるような小ネタを紹介していきます。

 

監督であるルッソ兄弟より月曜日からネタバレ禁止令解除が出たということで、

 

ネタバレあります!!

まだご覧になっていない方はご注意下さい!!

 

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 ↓

 

 

トニーとピーターの関係

 

キャプテンマーベルによって宇宙から帰還したトニー。

 

駆け寄るスティーブに「ピーターを失った」と伝えます。

ここが字幕では「坊やを」となるのですがこれがまたトニーらしくて…(涙)

 

誰の名よりも先にピーターの名を口にしたトニー、

本当に彼らは師弟であり父子のようで、あるいは友のようでもありました。

 

5年後もピーターとの2ショット写真を大切にしていながら

背中を向けるように飾っていたことから、

失うには大きすぎる存在であったことが伺えます。

 

ちなみにスティーブも戦いの最中ピーターのことを「クイーンズの坊や」と呼んでいます。

 

ローディとキャプテンマーベル

 

何かと絡む様子のあるこの2人。

 

「今まで何してたんだ?」

「宇宙にはおたくらみたいなヒーローがいない星もあるのよ」

なんて火花が散ったのではとヒヤヒヤするシーンもありましたが

 

生き残ったメンバー同士のバーチャル会議の最後

キャロルは「幸運を」と心配そうにローディに声をかけています。

 

実はこの2人、コミックでは恋人同士なのです。

 

はっきりとした描写はありませんが、お互いに大切に想い始めていたのかもしれません。

 

トニーの娘モーガン

 

ペッパーとの間に誕生した一女、モーガン。

 

実はインフィニティ・ウォーのトニー登場シーンでペッパーと

仲良く(?)口論していたとき、

娘ができて君の叔父からとったモーガンと名付けた夢を見たんだと話しています。

 

叔父のモーガン、コミックではトニーとあまりいい関係ではなかった様ですが

愛娘に名前をもらったということは悪い人ではないのでしょうね。

 

ロキのキャプテン変身姿

 

囚われたロキを連れてエレベーターに乗り込む前、ロキがスティーブに化けるシーンがあります。

 

その後うるさい、と口枷をつけられてしまいますが

お茶目な悪戯の神らしい姿が観られる可愛らしいシーンです。

 

この後エレベーターに乗り切れないハルクに向かって皆で階段を使えと説得している時、

奥でロキが手を降っているのもまた可愛いので注目。

 

そしてその後、未来のスティーブに遭遇した過去スティーブが

「ロキを見つけた」と言っていることから、

自分の真似をされたことを根に持っていたのかもしれませんね(笑)

 

アメリカのケツ

 

かねてよりファンの間で大人気だったスティーブのお尻。

スティーブというより中の人であるクリス・エヴァンスさんなのですが(笑)

 

鍛え上げられた美しすぎる筋肉にファンが歓喜するシーンは沢山あるのですが、

チャーミングな後ろ姿は特に大人気でした。

 

トニーにいじられスコットにもいじられた自分のお尻を見て言った

「アメリカのケツか」というスティーブのセリフには、思わず笑ってしまいました。

 

ちなみにスパイダーマン役のトム・ホランドくんも美尻で有名なので、

ぜひイギリスのケツもこれから公開予定の『スパイダーマン ファーフロムホーム』でご覧ください。

 

トニーのダジャレ

 

シリアスな場面でも軽口を叩き、時にメンバーを怒らせるトニー。

 

ロキを「トナカイくん」、ロケットを「ぬいぐるみ」「ラチェット」などと

勝手に呼び名をつけてしまうところも面白いのですが

 

割とオヤジくさいところもある様で、アントマンであるスコットに向かって

「アリがとう」(蟻とかけている)とダジャレを飛ばしています。

 

これ吹き替えでは特に分かる様な細工がないので聞き逃してしまいがちかも…?

字幕ではちゃんと分かる様にうまくいじってくれています。

 

ジャービスの由来

 

ドラマ『エージェント・カーター』にも登場していたエドウィン・ジャービス。

 

トニーの相棒ともいえるAIであるJ.A.R.V.I.Sの由来は

「Just a Rather Very Intelligent System」の頭文字と言われていますが、

元ネタは、父ハワードの執事でありトニーの家庭教師エドウィン・ジャービスの名前とも言われています。

 

ジャービスの声優、ヴィジョン、執事のジャービスはポール・ベタニーさん。

 

インフィニティ・ウォーで消えてしまったので今作では姿を見られないだろうと思っていましたが

こんなところで見られるとはファンにはたまらないサービスシーンです。

 

ちなみに今作では声を聞くことができませんがスパイダーマンスーツのAI カレンの声をあてているのは

ポール・ベタニーさんの実際の奥様であるジェニファー・コネリーさん。

 

ご夫婦でアベンジャーズをフォローするAIの役なのです。

 

スパイダーマンの瞬殺コマンドモード

 

そんなジェニファーさんの声のAI カレン、『スパイダーマン ホームカミング』にて

ピーターにカレンと名付けられスパイダーマンのサポートをしてくれますが

同作の中でやたら「瞬殺コマンド」という物騒なモードを推してきます。

 

スパイダーマンは親愛なる隣人ですから(笑)実行せずになんとかやってのけていました。

 

しかし今回窮地に陥ったピーターがついに瞬殺コマンド発動!

カレンの声が聞こえなくて残念でしたが、存分に実力発揮してガントレットを守っていました。

 

ペッパー・ポッツはあだ名

 

トニーやハッピー、親しい間柄の人からはペッパーと呼ばれるトニーの妻。

 

しかしこのペッパーという名前、実はあだ名なのです。

 

彼女の本名はヴァージニア・ポッツ。

チャームポイントの赤毛とそばかすを見たトニーが胡椒ビンみたいだと名付けました。

 

最期のときにも「ペッパー」と呼びかけるトニー。

愛の溢れた呼び方に涙必死のシーンです。

 

ソーの母

 

ソーとロケットが過去のアスガルドへ跳んだとき、

ソーはその日亡くなってしまう母フリッガに遭遇。

 

彼女の登場シーンでは「ロキにスープを持っていってやって」と、

当時捕らえられていた息子ロキを案じるセリフが聞こえる。

 

その後、隠れきれていないソーを発見したときも

「コソコソするのはロキの方が上手いわよ」と笑っている。

 

どんな環境においても、養子であるロキを実子と分け隔てなく愛していたフリッガの優しさが伺えます。

 

キャプテンとムジョルニア

 

サノスとの戦いの最中、ソーが手を伸ばしていないのに

絶体絶命の際にどこからともなく跳んできてサノスを攻撃するムジョルニア。

 

向こうにはムジョルニアを持つスティーブの姿が!

 

「使えると思った」と安堵した表情をみせるソー。

 

それもそのはず『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』にて

力試しの様にムジョルニアを皆で持ち上げるシーン。

 

アイアンマンとウォーマシン2人がかりでも持ち上げられなかったのに、

スティーブが持った際わずかに動きを見せます。

このときソーは信じられないという様な顔をしていましたが、

スティーブならムジョルニアを持つにふさわしい者なのではと思っていたのかもしれません。

 

その後スティーブはストームブレイカーも使いこなしていますが、

ソーに「小さいのをやるからそっちを返せ」と交換されています。

 

「左から失礼」

 

『キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー』にて

スティーブとサムが初めて出会ったシーンで「On your left.(左から失礼)」と声をかけており、

同作のラストの病院シーン、目覚めたスティーブが右側にいるサムにかけた言葉でもありました。

 

今回アベンジャーズ絶体絶命のピンチにかけつけたサムの通信第一声が「On your left !」

 

字幕、吹き替えでは「左を見ろ!」とか「左だ!」とかそんな感じだったので少し残念なポイントですが

スティーブからかけられた言葉を、今度はサムが使ったことになります。

 

ブラックパンサーとホークアイ

 

クリントがガントレットを持って走って逃げているとき、

かけつけた陛下が「クリント!」と声をかけ運ぶのを代わっています。

 

以前、『アベンジャーズ シビルウォー』の戦いの際、律儀に名乗ったクリントを

「知るか」と一蹴していた陛下(笑)が名前を呼んで助けるシーンは絆の深まりを感じます。

 

ロケットとグルート

 

アスガルドで「大切な家族を失った」とソーを叱り励ましていたロケット。

 

サノスとの戦いの最中、空から猛攻撃を受けたときロケットは叫びながらも

覆いかぶさる様にしてグルートをかばっています。

 

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の最後、

ガーディアンズを守るため皆の盾となったグルートを、今度はロケットがかばおうとする。

 

家族愛が多くあげられる中でもこの2人は、親友であり父子のようで、

兄弟の様でもある暖かい関係性を感じます。

 

「私はアイアンマンだ」

 

『アイアンマン』でのラスト、正体を明かしたトニーの言わずと知れた名台詞です。

 

サノスの「私が絶対だ」に対してトニーが最期に放った指パッチンと名台詞。

 

同じ言葉でも、あの時とはまた重みが違います。

ヒーローとして戦ってきたトニーの誇りが伝わる、彼にふさわしい最高の言葉でした。

 

トニーのお葬式

 

ヒーロー達がそろって見送りにきたトニーのお葬式。 

 

ペッパーがプレゼントした「トニー・スタークにも心がある」と装飾された

リアクターが花輪で彩られ、ペッパーの手により最後のお別れをされます。

 

トニーが撮影していた映像の最後で言った「3000回愛してる」

娘モーガンから貰った大切な言葉です。

 

最後ハッピーに「お腹すいた?何が食べたい?」と聞かれた時モーガンが答えたのはトニーの好物チーズバーガー。

 

その答えを聞いたハッピーは涙して言葉に詰まりながら「お父さんの大好物だ」と言っています。

 

多くの人に愛された最高のヒーローは、これからも変わらず愛され続けるでしょう。

 

謎の少年

 

そのトニーのお葬式で最後に映った、1人佇む美少年。

 

『アイアンマン3』にてトニーを救った少年、ハーレー・キナーくんの再登場!

 

アイアンマンに憧れる機械いじりの好きな少年です。

PTSDに悩んでいたトニーに寄り添い良き相棒として支えてくれた彼。

 

未だに繋がりが切れていなかったというのも嬉しいですね。

 

最後に聞こえた金属音

 

カーン、カーンという金属を叩くような音。

 

この音、懐かしいと思われる方も多いかと思います。

トニーがスーツを作成していた時に鳴っていた金槌の音によく似ています。

 

お葬式にも来ていたキナーくん、

トニーが娘に言っていた「ガレージ好きはパパ似だ」という言葉、

 

これは2代目アイアンマンの伏線と期待しても良いのでしょうか??なんてワクワクしてしまいますが、

アベンジャーズはアイアンマンに始まりアイアンマンに終わったと言っても過言ではないほど。

 

追悼の音だと思うと心にじんと響きます。

 

 

一回だけでは物足りない!

 

1回観たけどもう1回観たいという方、

DVD Blu-rayが待ち遠しいという方、

小ネタを仕込んで1回目よりも更に楽しんでもらえると幸いです。

 

まだまだ前作にもいっぱい小ネタがあるのですが書き切れない…

 

まだあるよ!これはこうだよ!というご意見は有り難く頂戴します。

コメント欄解放していますのでぜひ( •ω• )

 

何度観ても最高の作品。ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

『スパイダーマン ファーフロムホーム』の公開も決定しています!

ぜひ!過去作含めて楽しんでください。